• Instagram
  • facebook
  • MAIL

岩木みさきオフィシャルブログ

【レシピ】自分で作れる!甘酒の作り方

2017. 05. 09

【レシピ】自分で作れる!甘酒の作り方

最近注目されている発酵食品、その中でTVでも取り上げられているのが“甘酒”です。

私も今年になって甘酒のレシピ考案のお仕事を4件お受けしています!

もっと皆さんに甘酒のことを知ってほしくて、今回はブログ記事にしました。

 

 

 

■甘酒とは?

奈良時代(720年)に完成した歴史書「日本書紀」に

甘酒の起源とされる“天甜酒(あまのたむざけ)”に関する情報が残っています。

平安時代には貴族の飲み物として、真夏に冷やして飲まれていたそうです。

江戸時代には夏の栄養ドリンク“飲む点滴”として一般に広がりました。

現代では酒粕を使用しアルコールが含まれた甘酒を冬に温めて飲むイメージがありますが、

元々はノンアルコールで夏に飲まれていた飲み物で、俳句では夏の季語にもなっています。

 

 

 

■美容・健康効果が高い食材として注目されています

・腸内環境を調え免疫力がアップ

腸は免疫細胞の6~7割が集まっており、

風邪予防をはじめ様々な生活習慣病予防に効果的だと言われています。

 

・便秘改善、嬉しいダイエット効果も

ビタミンB群が豊富で美肌作りにオススメです。

メラニンを抑制するコウジ酸も含まれており、

シミ、シワ、ソバカス、ニキビの予防改善も期待できると言われています。

 

 

■知っておきたいポイント

 “生甘酒と火入れしている甘酒”

60度を超える熱を加えてしまうと、甘酒の酵素の働きがなくなってしまいます。

市販品は火入れしているものが多く、

甘酒本来の栄養効果を期待するのであれば生甘酒、

そのため手作りするのがオススメです。

熱が加わった甘酒は栄養補給として取り入れると良いでしょう。

 

酵素の力を活かしておきたい方は、手作りする際

温度計で60度を超えないよう温度を確認すると確実に作ることが出来ます。

※炊飯器で作れば、保温モードにしてセットすればOKです。

 

 

■手作り甘酒レシピ

【作りやすい分量】

ごはん2合

米麹200g

水500ml

 

 

 

【作り方】

1.お米2合をとぎ通常通り炊く

 

2.水を加えてしゃもじで混ぜる

 

 

3.米麹を加え全体をよく混ぜる

 

4.炊飯器のテープで留めて口を半開きにして、タオルをかけて8時間置く

 

 

5.出来上がり!

 

〈時間について〉

8時間が目安ですが、6時間だと甘さ控えめ、10時間を超えるととても濃厚に仕上がります。

15時間以上はあまり差が出ず、起きすぎると酸味が出てきてしまうので注意して下さい。

 

〈お米について〉

使用するお米は市販されているうるち米(普通のお米)で良いですが、

もっと甘くしたい!という方はもち米を使用して下さい。

玄米でも作ることは出来ますが、酸味が出て失敗しやすいので

作り慣れるまでは白米で作ることをオススメします。

 

〈麹について〉

麹は、今回はスーパーで手に入りやすい“みやここうじ”さんのものを使用していますが

米麹であればOKです。

麹の種類により分解の力が異なり、これも甘みや時間に差が出ます。

板状になっている麹は混ぜる前に袋の中でバラバラに砕いておくと混ざりやすいです。

 

 

柔らかめに炊いたり、おかゆにして炊く方もいらっしゃいますが

濃度が来い方が料理のアレンジの幅が広がるので

個人的にはドロッとするくらいでいつも作ります。

水、牛乳、豆乳などで必要に応じて伸ばしてもらえればOKです。

 

 

濃度がある甘酒なら、ソースやディップのベースにしやすいし

糖度が高いので冷凍庫で凍らせてもアイスキャンディーのような食感、

水分をたして固めればシャーベットのように固まります。

季節の果物と合わせてデザートにすればビタミンも摂取出来、食べて健康になれる嬉しい1品になります。

 

PAGE TOP ▲