2017. 07. 13
【ガチみそ】ガチみそのはじまり
“昔ながらの木桶仕込みのみそを未来に残したい”
今ではみそ全体の生産量の0.3%以下と言われている木桶仕込みのみそ。
そんなみそを『ガチみそ』と名付けて、広めていこうと決めたのは昨年2016年4月でした。
きっかけはniftyさんが運営されるお台場にあったカルチャーカルチャーで
イベントをさせていただいたこと。
※現在は東京都渋谷区に移転されています。
2016年年明けに打ち合わせをした時は、
「日本の伝統に携わることが出来たらいいな」という気持ちで。
打ち合わせをする中で日本酒はブーム、醤油は専門家がいる、
みりんや酢ではなかなか人を集めるのは難しいかな・・・
その結果、みそをテーマにすることになりました。
もともと祖母が手作りのみそを作っていたこともあり興味はあったし、
料理を仕事にしているし、日本人だしもっと知っておく必要があると思ったから。
私が美味しいと言っても、そんなのは1つの意見でしかないから
もっと意味があること、どうやったら来てくれた人にも楽しんでもらえるのだろう?と
すごくすごーく考えた結果、実際に蔵へ行ったら何か見つけられるかも知れないと思い
発酵文化のある石川県、好きなみそがあった福井県、
白みそで有名な京都、豆みそを代表する愛知県、
麹のことをもっと知る必要があると神奈川県の糀屋さん、
みその基本の種類を伝えるなら麦みそもだ!とその時のスケジュールで行けた山口県へ
1ヶ月の間に飛び回りました。
その結果、
「ガチみそ会~ホンモノ最高お味噌7種を味わう会~」
を開催し、約80名の方にいらしていただくことが出来ました。
この時の想いを今でも大切にしながら、1年と少しの時間が経ちました。
日本食に欠かせないみそのこと、2020年のオリンピックを1つの目標に
自分の言葉でみそのことを話せる日本人を増やしたいと思って活動しています。
コツコツ1歩ずつではありますが、みそのことを皆様にお伝え出来ればと思います。