2017. 07. 23
【出張/秋田県・横手市】㐂助味噌醸造元 羽場のこうじ店へ訪問
数日前まで訪問していた秋田県が大雨で冠水、土砂崩れの被害が出ており
とても心配しています・・・
訪問先の無事を確認出来た場所については、ブログ記事を書かせていただくことにしました。
東北、北陸の皆様に大きな被害が出ないことをお祈りしています。
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秋田県横手市にある“㐂助味噌醸造元 羽場のこうじ店”さん。
昔は100軒あったという糀屋さんも今では8軒になったそう。
市内に8軒あるのは貴重な地域。
今では珍しくなってしまった、糀屋さんの地ですね。
秋田県横手の地域は夏の冷害が少なく、加工に使えるお米が沢山あったことから
お味噌は3重麹(みえこうじ)といって
30割麹=大豆に対して3倍の麹を使用しているお味噌が定番になっています。
みそは添加物を一切使用せず、国産米・国産大豆・天日塩と自然水のみで作られています。
麹歩合の高いみそは、そのままで食べやすいので、野菜に付けて食べたりするのが手軽です。
」
店内にはみその原料が展示されていたり、麹の作り方を紹介する映像も流してくださいます。
写真左)左下にあるのは、麹を炒ってお茶にしたもの。
砂糖が入っていないのに、とても甘みを感じるお茶になります。
写真右)地方のみそ販売は1k単位で販売しているところが多いです。
三五八も販売されています!
三五八は、塩麹の起源。
漬床に塩、米麹、米をそれぞれ容量で3:5:8の割合で使うことからその名が付いたと言われています。
米麹、塩、米を混ぜ、差し水をして1週間ほど蓋をして熟成させます。
福島県、山形県、秋田県の郷土料理で、麹で漬けた漬物のことを「三五八漬け」と言います。
三五八を購入したのは、はじめてなので、漬け物を作ってみようと思います♪
羽場のこうじ店さんでは、豆炭コタツを保温に使用し、
遠赤外線の効果でじっくり甘酒を作るのも特徴です。
おかゆを作って湯と麹を加えて、鍋にフタをした後は毛布を巻いてコタツの中で発酵させます。
麹が好きすぎて作ってしまったという“甘こうじと特上みその葛餅”
お土産に購入させていただきました。
▼㐂助味噌醸造元 羽場のこうじ店